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2017夏の中京遠征(4)貨物鉄道博物館で貨車を見学する

北勢線阿下喜駅で偶然見つけた貨物鉄道博物館行きへのシャトルバスに乗り込み、三岐線丹生川駅へ。駅に隣接する貨物鉄道博物館では、過去に活躍していた様々な貨車を間近で見ることが出来ました。

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貨物鉄道博物館

貨物鉄道博物館

貨物鉄道博物館はその名の通り、鉄道貨車の展示を行う施設。旧国鉄や各地の私鉄などで活躍した貨車がボランティアの手によって整備されて、来館者を出迎えます。

開館日は毎月第1日曜日(1月のみ第2日曜日)のみで、今回の遠征の日程はこの開館日(と翌日の名古屋競馬の開催日)にあわせて組みました。開館日以外でも貨車の見学は出来るみたいですが、館内の見学やグッズ販売も見たくて開館日に訪問しました。

【所在地】三重県いなべ市大安町丹生川中1170
【開館日】毎月第1日曜日(1月は第2日曜日)
【開館時間】10:00~16:00
【公式Webサイト】貨物鉄道博物館公式サイト

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展示車両

貨物鉄道博物館 DB101

まずは丹生川駅側に展示されているタンク貨車から観察。先頭に立つのは貨車の入換作業に使用されていたDB101号。静岡県用宗駅から分岐していた専用線で使われていた車両。

貨物鉄道博物館 DB101

展示車両には解説プレートが設置されていて、車両の経歴や用途を知ることが出来ます。

貨物鉄道博物館 タ2000

タ2000形2001はアルコール輸送に用いられたタンク貨車。製造は戦前の1939年、晩年は白新線新崎駅を基点に運用されていました。

貨物鉄道博物館 タム500

タム500形2920はガソリン輸送に用いられた二軸タンク貨車。TOMIXから出ているNゲージ2軸タンク貨車(タム500形タイプ)のモデル。

貨物鉄道博物館 タム8000

黒い貨車に混じって展示されている銀色の車体はタム8000形8000。積み荷の過酸化水素の分解を防ぐため、タンクはアルミニウム製。

貨物鉄道博物館 タム5000

展示車両で1両、塗装が落とされていた貨車がいましたが、これはボランティアによる修繕作業中のタム5000形6263。塩酸輸送に用いられ、2005年まで運用されていました。暑い中、作業着姿で修繕にあたるスタッフには頭が下がります。

貨物鉄道博物館 B4形蒸気機関車

続いて館舎横の展示車両にを見学。こちらの先頭は東武鉄道B4形蒸気機関車39号機。引退後は昭和鉄道高等学校を経て三岐鉄道へ。

貨物鉄道博物館  ト200

ト200形246は愛知電気鉄道(名鉄の前身)の貨車。車輪やブレーキまわりがシンプルな作り。

貨物鉄道博物館 シキ160

貨物鉄道博物館一番の「大物」、シキ160形160。車体にも書かれているように日本AEパワーシステムズ所有の私有貨車で、常備駅は千葉県の京葉臨海鉄道京葉市原駅。

貨物鉄道博物館 シキ160

シキ160は主に発電所などで使われる変圧器のような大型機器を運ぶために使用された貨車。車両を2分割し、間に積荷を挟み込む「吊り掛け式」を採用。

同様の機構の大物車シキ800形は過去に横浜線橋本駅へ入線したことがあり、橋本充電中では当時の記事を公開しています。

JR横浜線橋本駅に特大貨物シキ801が来た! | 橋本充電中(2012年12月)

貨物鉄道博物館 シキ160

車輪を増やすことで1輪にかかる重さを軽減。12軸の車輪がズラっと並ぶ光景は壮観。

貨物鉄道博物館 ワ1形

ワ1形5490は引き戸が開けられ、車内の様子を見ることが出来るようになっています。

貨物鉄道博物館 ワ1形

ワ1形車内の様子。当時の貨物の積載方法が再現されていました。ガイドブックによると、俵は地元農家の方が作成したレプリカだそうです。

貨物鉄道博物館 ホサ1形

ホサ1形は武蔵野鉄道・青梅鉄道で石灰石輸送に用いられていたヲサフ1~4がルーツ。かつては制動手室が車站に設置されていましたが、福井鉄道移籍時に撤去され、現在の姿に。

貨物鉄道博物館 ワフ21000形

ワフ21000形21120は車掌室と貨物室を備えた貨車。国鉄~西濃鉄道と移籍し、貨物鉄道博物館へ寄贈されました。撮影中、たまたま通りかかったスタッフに「よかったら乗ってみる?」と声を掛けられ、車内へ入ることが出来ました(スタッフがいない時は立入禁止)。

貨物鉄道博物館 ワフ21000形

ワフ21000形の車掌室内部。車掌室の主(?)の車掌クマさんが鎮座していました。記念撮影スポットになっているようです。

貨物鉄道博物館 ワフ21000形

デッキから後方(西藤原方)を眺める。奥の線路を使って時折展示車両の入換作業を行っているようです。

館内の様子

貨物鉄道博物館 館内

貨物鉄道博物館 館内

車両見学を終え、博物館館内へ。鉄道貨物に関する資料がズラっと並んでいます。

貨物鉄道博物館 館内

鉄道関係の博物館といえば鉄道模型のジオラマ。しかしここは貨物鉄道博物館、ジオラマ内の車両は貨車と機関車ばかりという徹底ぶり。

博物館入口ではガイドブックや記念グッズなどが販売されていたので、ガイドブックを1冊購入。博物館内の展示車両の解説や鉄道貨物輸送の概要、そして三岐鉄道の貨物輸送の歴史がまとめられています。貨物好きな方は必見。

三岐線の貨物列車

貨物鉄道博物館は展示されている貨車だけでなく、隣の三岐線を走る貨物列車を間近で見ることが出来ます。博物館入口に貨物列車の通過時刻が掲示されていて、踏切が鳴り始めると館内からお客さんが出てきて貨車を見送ります。

三岐鉄道 ED45+タキ1900

休日でも貨物列車が走っている三岐鉄道。やってきたのはED45重連+タキ1900(セメント輸送用貨車)の編成。12・3年前までは関東でも見られたセメント輸送も今ではここだけになってしまいました。

三岐鉄道 ED45+タキ1900

セメント輸送は東藤原-(三岐鉄道)-富田-(JR)-四日市港間で行われ、四日市港からは運搬船に積み替えられ、日本各地に輸送されます。

貨物列車動画

三岐鉄道三岐線 丹生川駅

貨物鉄道博物館の見学を終えて大満足で丹生川駅へ向かい、このあと東藤原駅で貨物列車の入換作業を見学する予定……でしたが、暑さに負けて名古屋へ帰ることに。涼しくなったらまた来ようと誓うのでした。

つづく

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